3軸加速度センサを搭載した拡張モジュールです。
3軸加速度センサ(LIS344ALH)から出力されるX,Y,X軸の電圧を開発ボードのADCポートで取り込み3次元の制御をすることができます。
※メインボードとの接続には、別売の10ピン接続ケーブルが必要です。
搭載されている加速度センサのデータシートはこちらのURLからダウンロードしてください。
LIS344ALHデータシートダウンロード(外部:STMicroelectronics)
マニュアルのダウンロードはこちら
am-3axis_v03_manual.pdf
マニュアルのダウンロードはこちら
am-3axis-p_v03_manual.pdf
am-3axis_v03_manualは、AM-3AXIS-Pのトップボードのマニュアルです。
3軸加速度センサー拡張モジュール(AM-3AXIS-P)紹介
- 3軸加速度センサー拡張モジュールは AVR ボードと連結してテストできるボードです。
- 本体に 3.3V レギュレーターを内蔵していて、5V 電源入力だけで動作させることができます。
- 10ピンヘッダーボックスコネクターで繋いで、NEWTC(日本ニューティーシー株式会社)のAVR ボードと接続して便利に使うことができます。(コネクターは ADC ポートに連結してください)
構成図
ハードウェア
ハードウェア構成
AVR 開発ボードと連結時 はAVR の ADC ポートに連結してください。
コネクター連結
コントロール信号ピン番号
1 ピン |
3 ピン |
5 ピン |
7 ピン |
9 ピン |
X_data |
Y_data |
Z_data |
SelfTest |
電源 5V |
2 ピン |
4 ピン |
6 ピン |
8 ピン |
10 ピン |
|
|
Full Scale |
PowerDown |
電源 GND |
X_data, Y_data, Z_data 信号は ADC を利用してデータの入力をおこないます。
Full Scale, SelfTest, PowerDown 信号はデジタル信号にて出力制御をおこないます。
使用方法
コントロール信号
パワーダウン モード制御
Power Down(P/D)ピンは、4.7KΩの抵抗でプルダウンされており、通常モードで動作します。
加速度センサーをパワーダウンモードにするには、Power Downピンに VCC を印加してください。
信号 |
動作 |
PowerDown
(P/D) |
パワーダウン コントロール信号
0 : 通常モード (デフォルトの設定値)
1 : パワーダウン モード |
フルスケール 選択
Full Scale(F/S)ピンは、4.7KΩの抵抗でプルダウンされており、±2gモードで動作します。
±6gモードで動作させる場合は、Full ScaleピンにVCC を印加してください。
信号 |
動作 |
Full Scale
(F/S) |
フルスケール選択
信号入力は下表を参考にしてください。 |
フルスケール選択ピン説明
Full Scaleピン |
レンジ |
感度 |
0 |
±2g |
660mV/g |
1 |
±6g |
220mV/g |
セルフテスト
Self Test(S/T)ピンは、4.7KΩの抵抗でプルダウンされており、通常モードで動作します。
セルフテスト動作をおこなう場合は、Self Test ピンに VCCを印加してください。
信号 |
動作 |
Self Test (S/T) |
セルフテスト
0 : 通常モード (デフォルトの設定値)
1 : セルフテスト モード |
加速度センサー信号入力
加速度センサーの出力信号はアナログの値で加速度によってアナログの値が変わるようになります。
X_data, Y_data, Z_data 信号にそれぞれ X軸 Y軸 Z軸での加速度値を出力するようになります。
信号 |
動作 |
X_data
Y_data
Z_data |
加速度センサーのアナログ出力信号 |